平成30年2月期の航空通試験まであと1ヶ月となりました。受験を予定されている皆さんは順調に勉強は進んでますか?
進捗状況
私は去年やさしく学ぶ 航空無線通信士試験を買ったはいいものの実際にテキストを開いて読み始めたのが去年末から。集中すれば2日くらいで読み終わりそうなものを時間のあるときに数ページずつダラダラと一通り目を通したので、初めの章の内容を覚えていないという始末…。気が付けば試験まで約1ヶ月のところまできていて少し焦りがあります。
あと1ヶ月なのでここからは実際に過去問を解いていきながら苦手分野を洗い出して行こうと思います。
過去問演習
以前の記事で過去問はダウンロードで対応すると言っていましたが結構試験問題が多くプリントするのが面倒だったので、結局試験問題解答集を中古で購入してしまいました。そして問題を解くたびにいちいちノートに問題番号と解答等を書くのが面倒だったので解答用紙はマークシートではありませんが自作してみました。(そんなものを作るくらいなら勉強に時間を割け!と呆れられるかもしれませんが)
さて、時間はかかりましたが、まぁ一応最初から最後までテキストを一読したので力試し?弱点を見出すために平成20年8月期から平成22年8月期までの2年半分の過去問題をやってみました。その結果がこちら。
法規 | 科目合格 | 無線工学 | 科目合格 | 英語筆記 | 英会話 | 科目合格 | 合否 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
20年8月期 | 87点 | ○ | 50点 | ○ | 38点 | 25点 | ○ | 合格 |
21年2月期 | 79点 | ○ | 39点 | × | 33点 | 30点 | ○ | 不合格 |
21年8月期 | 81点 | ○ | 56点 | ○ | 43点 | 30点 | ○ | 合格 |
22年2月期 | 78点 | ○ | 49点 | ○ | 20点 | 35点 | × | 不合格 |
22年8月期 | 77点 | ○ | 52点 | ○ | 27点 | 30点 | × | 不合格 |
惨敗ですね。
苦手分野
法規
法規に関しては全て科目合格圏内ですが、やはり繰り返し間違えている所が何ヶ所か見えてきました。
- 無線局の免許の内容の変更
電波法(第17条、18条、19条) - 無線局の免許の取消
電波法(第76条) - 遭難通信・緊急通信・安全通信
電波法(第67条、70条)無線局運用規則(第93条、177条) - 呼び出し及び呼び出しの反復
無線局運用規則(第18条、20条、154条) - 通信の優先順位
無線局運用規則(第150条) - 主任無線従事者
電波法(第39条、40条)
無線工学
無線工学は合格点に達しないものがありました。こちらは繰り返し間違えているというか広く理解していない問題が多いと感じました。
繰り返し間違えた問題
- UHFとVHFの電波伝搬
- 平面波の伝搬
完全に理解不足で解けていない問題
- 並列共振回路
- 直列共振回路
- F3E受信機、送信機
- J3E送信機
- F3EとA3Eの比較
- リング変調器
英語
やはり英語に縁がない一般人には英語が鬼門なのでしょうか、ダメダメですね。
筆記の長文に関してはまず単語の意味がわからないものが多く雰囲気で解答している部分が多いです。英会話に関しては点数はそこそこ取っていますが実際にヒアリングして解答したものではなく紙面上の問題文を読んで解答するスタイルなのでどうなんでしょう。
結果を踏まえて
ここまでの結果を受け止め、法規・無線工学は多くの問題を解いていくとともに英語に関しては東京電機大学出版局から1月22日に発売される航空無線通信士 英語試験問題集 傾向と対策を手に入れ長文やヒアリングを勉強し、コンスタントに合格点を超えられるようにしなければいけないなと思っています。
また、同じ日に航空無線通信士 試験問題集 第2集 ―合格精選310題―も発売されます。
参考書等の少ない航空通で新刊はとても貴重な情報源なのでぜひ書店でチラ見してみたいと思います。