🔰運転免許 一発試験(飛び込み)の難易度と合格率

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一発試験とは

運転免許を取得するにあたり、ほとんどの方は公安委員会公認の指定自動車教習所へ通うという選択をすると思う。この指定自動車教習所は決められた時限数の学科と技能教習を受けた上で修了検定(仮免)、卒業検定に合格すると試験場での技能試験が免除されて学科試験のみの合格で免許が交付される。

教習所を卒業するメリットは難関と言われている試験場での技能試験が免除になることや決められたカリキュラムを履行することで最低限の基本運転操作が身につくこと、教習所にとっては教習生はお客様なのでほとんどの人が卒業できること。デメリットは免許を取得するまでにかかる費用が高いこと。法規走行・課題走行に自信がある人でも決められた時限数を消化しないと卒業検定を受けられないことが挙げられる。

一方、いわゆる一発試験(飛び込み)は運転免許試験場へ直接行き学科試験と技能試験を受けて合格後、取得時講習終了後に免許交付となる。
例えば普通免許の取得を考えている場合は、仮免学科、仮免技能、本免学科、本免技能と4回試験場に足を運ばなければならず、更に本免技能合格後に取得時講習を指定自動車教習所で受講後、もう一度(最低5回)試験場へ足を運びようやく免許が交付される。以上のように一発では終わらないが、なぜかこれが一発試験と呼ばれるのである。ただ、例えば普通免許を持っている者が大特一種やけん引一種を一発試験で受験する場合は技能試験を一回で合格できればその名の通り一発で即日免許交付が可能である。

ちなみに指定ではなく届出自動車教習所というものもあるが、これは公安委員会に届出はしているものの何かしらの理由で指定(公認)にはなっていない教習所ではあるが、指導員等の質は指定教習所と変わらない。指定教習所ではないので仮免検定及び卒業検定がなく試験は全て試験場で受けなければならない。いわば一発試験対策やペーパードライバーの練習場というところだろうか。また、特定教習が実施できる教習所を特定届出自動車教習所というが、こちらも全て試験場での受験となるが、一番の違いは仮免取得後にこの教習所で特定教習が受けられ、これを事前に受講できることによって本免合格後に取得時講習が免除になり即日で免許交付が可能になる。

メリット

  • ある程度の安全意識、運転スキルを持っていれば短期間で免許の取得が可能なこと。
  • 無勉強でも試験が受けられること。
  • 受験回数が少なければ免許を取得するまでにかかる費用が教習所よりかなり抑えられること。
  • 教習所よりも採点がシビアなので正しい知識と安全意識、確実な法規走行が身につくこと。

デメリット

  • 試験(採点)が厳しいこと。(本来の試験はこうあるべきだと思う)
  • 正しい知識や法規走行がしっかり身についていないと容赦無く減点されていつまでたっても合格できないこと。
  • 教習所のようにフレンドリーではない試験官(警察官や警察職員)が横に乗り採点するので慣れていないと緊張すること。
  • 試験は平日のみなので土日休みの仕事をされている方は有給等を使い受験しなければならないこと。
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採点基準と難易度

採点基準

採点基準に関しては警察庁交通局長通達「運転免許技能試験実施基準について」を元に技能試験の採点がされている。

以下を検索すると警察庁のHPからPDFをダウンロードできる

運転免許技能試験実施基準について(PDF)

運転免許技能試験に係る採点基準の運用の標準について(PDF)

指定自動車教習所も一発試験も採点基準は同じではあるのだが…はっきり言って教習所の採点は甘すぎるので指定自動車教習所で習った運転を一発試験でやったところで…はっきり言って受からない❗️
教習所も一長一短があり決して教習所が悪いわけではないが、上位免許に関しては昔のように一発試験のみでしか取得できないようになればもっとプロ意識を持ったドライバーが増えるのではないかと勝手に思っている。まぁ話はそれたが、一発試験はとにかく安全確認に関してはとても採点がシビアのでしつこいくらいの確認が必要になる(以下一例)。

発進準備を整えるまでの採点
(MT、場内試験の場合)

  1. 運転席、ハンドルの位置調整
    【運転姿勢不良】 ー5点
    シートの調節をしないため又はシート調節が不適切なため、不自然な姿勢のとき。〔席〕
  2. ルームミラーの調整
    【安全措置不適】 ー5点
    発進時、バックミラーが合っているかどうかを確認しないとき。〔鏡〕
  3. シートベルト
    【安全措置不適】 ー10点
    シートベルトを着用しないとき。〔帯〕
  4. クラッチを踏みながらギアをニュートラルにしてエンジンをかける
    【安全措置不適】 ー5点
    ギアが入ったままクラッチを切らないで、エンジンを始動したとき。〔ギア〕

たとえ調整する必要がなくてもミラー等を触って試験官に調整しているアピールをしなければならない。エンジンを始動するまでにやらなければいけないことが事前に分かっているのと分かっていないのとでは全然違う。

例えば二種の試験は合格点が80点以上なので、以上の全てで減点されたら減点超過で発進する前に試験中止になってしまう。

難易度

難しい?

いいえ
ちゃんと事前準備をしておけば
難しくありません。

技能試験はほぼ知識試験です!
もちろん最低限の車両感覚等は必要です!

技能試験はもちろん最低限の運転技術も見られているが、一番見られているポイントは安全確認がしっかりできているか、交通ルールを理解して安全意識を持って運転できているかである。

そして採点基準をよく読み、試験では何をしなければいけないのか、何をしたら減点されるのかを理解しておけば少ない回数での合格が見えてくる。

過去3年分の一発試験の合格率

以下、本題の一発試験の受験者数、合格者数、合格率を警察庁の運転免許統計から概算で割り出し。

この一発試験データの正確性について
一発試験のデータ自体は運転免許統計には含まれておらず他のデータからおおよその数を割り出せる。また、技能試験のみのデータは抽出できず【学科試験及び技能試験を受けて合格した者】【学科試験免除で技能試験を受けて合格した者】の両方が含まれ、途中で一発試験の受験を辞めた者も受験者数に含まれていると思うので、実際の合格率はこのデータよりも少し上回ると思う。あくまでも「おおよその数値」として参考にしてほしい。
その他の項目
その他の項目は【学科試験及び技能試験免除で合格した者(特定失効者、特定取消処分者、外国免許切替者)】。また、第二種免許の特定失効者は第一種免許の特定失効者にも計上されているので、一種の特定失効者から差し引いている。

第二種免許

大型二種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
11092 903 8.1% 12.3回

【鮫洲 一発試験】大型二種 技能試験 合格編

2018.08.30

【鮫洲 一発試験】大型二種 Aコースの注意点と路端停止ポイント

2018.08.30

中型二種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
655 49 7.5% 13.3回

普通二種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
23609 1682 7.1% 14.1回

大特二種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
1458 431 29.6% 3.4回

けん引二種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
1918 407 21.2% 4.7回

第一種免許

大型一種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
7813 2214 28.3% 3.5回

【大型一種】路上教習から免許交付まで。第2段階(飛鳥ドライビングカレッジ川崎)

2018.06.07

【大型一種】所内教習から仮免取得まで。第1段階

2018.05.09

中型一種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
3969 989 24.9% 4.0回

準中型一種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
5010 606 12.1% 8.3回

普通一種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
506136 23135 4.6% 21.7回

大特一種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
18664 9356 50.1% 2.0回

けん引一種

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
7846 3170 40.4% 2.5回

【鮫洲 一発試験】けん引一種を受験してみた

2018.06.01

大型自動二輪

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
9907 1773 17.9% 5.6回

普通自動二輪

平均
受験者数
平均
合格者数
平均
合格率
平均
受験回数
36331 1901 5.2% 19.2回

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